岩手大学現代GP「学びの銀河」プロジェクト > 事業の概略
「学びの銀河」プロジェクト
事業の概略

  「『学びの銀河』プロジェクト」は、ESD(持続可能な開発のための教育)を織り込んだ21世紀型市民育成のための教育手法を開発する目的に立ち、環境課題に対する関心の喚起から問題解決までの4段階の教養科目群により複眼的視野をもって持続可能な社会づくりのコーディネーター・ファシリテーターを育成する教育プログラムです。
  「学びの銀河」というコンセプトを基に、宮澤賢治の思想の展開、地域との相互交流、教養と専門の調和など、21世紀型市民育成を目指すプログラムの総合性、実践性を可視化するなど提案の独自性が高い取組です。
  専門性を修得する高年次の学生が地域の具体的課題について学部を越えて学ぶ高年次教養科目の新設によって、「地域防災」「環境再生」「流域連携」などテーマに、現実の社会との関係性を視座に据えた総合的・横断的な知識、能力を持った学生を社会に輩出する教育モデルとなることが期待できます。
  また、教養教育と専門教育を横断して持続可能な社会づくりに主体的に参画する人材を養成するESD副専攻を立ち上げるなど、段階的な検討がなされている点が評価される一方で、本構想による教育の質の向上を実現するための教員間の連携の強化、学ぶ学生の意識改革など、提案実現の前提となる現実的課題への全学的な検討を更に推し進めることが期待されます。

»文部科学省 平成18年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム選定結果(文部科学省)

»岩手大学における全学共通教育の理念と特色〔修正提案〕 (2006年)
»岩手大学における全学共通教育の理念と特色(2005年)
»岩手大学ESD Q&A(2005年)
»岩手大学ESD 概念図(2005年)
»平山学長のあいさつ(2005年)

»現代GPとは(文部科学省)
»大学改革GPナビ Good Practice(文部科学省)

© 岩手大学ESD推進委員会