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第2回 幹事会(抄録)
日時:2008年9月29日(木)16時30分〜18時00分
場所:岩手大学事務局第1会議室
「環境」と「読書」に関する取組事例の紹介
「環境」について
- ドングリの苗木を1年家庭で育てた後、公園に植える取組がある(国公立幼稚園)。
- 子どもエコクラブや農業試験場と連携した取組がある(私立幼稚園)。
- 教科の中での取組に加えて、3Rに取り組んでいる学校も多い(小学校)。
- 理科教育の1つとなっているが、教育課題が多く優先順位が高いとは言えない(中学校)。
- リサイクルで車椅子を贈る取組やISO14001に取り組む学校もある(私学協会)。
- 学校周辺の清掃や緑化、町内会と連携した取組がある(専修学校)。
- アイーナを拠点に環境学習支援を幅広く行っている。エコカーゴや「温暖化を防ごう隊」は人気がある(県)。
「読書」について
- 理数を含めて、すべての学力の基礎が読解力であるという認識が広がっている(大学)。
- 園での読み聞かせや家庭でのお母さんによる読み聞かせを進めている(幼稚園)。
- ほとんどの小中学校で読書の取組がある。特に「朝の読書」は広く取り組まれている。
- 司書教諭を中心に早朝に図書館を開く取組をはじめている。読む本を提示するなど、強制ではなく、とっかかりを作る仕掛けが必要である(高校)。
- 朝の読書での「必読書」を学年やクラスで決める取組、学級文庫を作る取組、さらに「読書のすすめ」という冊子を作る取組などもある(私学協会)。
校種、公私立を越えた共同行動について
県が提示しているCO2ダイエットを幼稚園から大学まで1日挑戦して、県全体でその総計をするのはどうか。
まず1日から始めるのがよい。やるとする6月5日「環境の日」が最適だ。学校行事の絡みでも可能な時期だ。
環境活動も幅広いので、共同で取り組むためには焦点を絞るのがよい。その点で、CO2の削減は、時候を得ている。1つ1つの行動がどのくらいのCO2になるか、案外知られていない。
小学生には、CO2そのものを教える必要がある。また、目に見えるようにする方がよい。
学生ボランティアなどが小学校にいってCO2について教えることはできないか。
実施方法については、県環境生活部と連携して内容を詰める必要がある。
>> 来年、6月5日(金)に全校種で1日CO2ダイエットに挑戦する方向で、次回さらに詳細を詰めることとした。
第1回幼小中高大専円卓会議の開催について
来年、1月9日(金)サンセール盛岡で開催することについて協議し、以下のような方向で準備することとした。
- 開催時間は、15:30〜17:30、間断なく交流懇親会へ移る。
- 内容は、相互理解のための各校種、団体の活動紹介と来年度の共同行動の正式合意
- 参加者の顔ぶれ、呼びかけ方法については、引き続き検討。
- 開催に向け、あと2回ほどの幹事会を開く。
次回は、11月10日(月)16時30分〜。
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