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A Round Table on Education for Sustainable Development by All Education Institutions in Iwate


第19回 幹事会(抄録)

日時:平成22年9月14日(火)午後4時30分〜5時45分
場所:岩手大学学生センター棟会議室

ESD円卓会議の目的について

委員長より、資料1に基づいて、ESD円卓会議が設立から2年を経過したことを踏まえて、改めて会の性格や役割について議論したいとして、これまでの校種、公私立を越えた対等・平等な交流という目的から一歩進んで、リーダー層が学びあう場と政策提言を加えることについて提案があった。
この提案を受けて、次のような意見が出された。

○サミットのテーマとESDの関係が少しわかりにくい。環境教育など、ESDならではの軸を明確にした方がよいのではないか。
○サミットを通して幼・小の間でもっと話し合いが必要であることがわかった。
○ESDは、新しい学習指導要領にも入ってきているから、時候を得ている。サミットへは、誰を対象に参加を呼びかければよいか迷う。校長だけではなく、教務主任クラスにも聞かせたい。校種ごとの動員目標も必要ではないか。
○リーダー層が互いに学びあうという趣旨には賛成だ。ただし、共同行動やサミットの意義は多くの人の理解を得られるが、その一方で、ESDは自分では理解できても、他の人に理解させるのは難しい。
○政策提言については、今年1月に行ったような提言を今後も継続して行っていくことを考えている。

これらの意見を踏まえて、次回、具体的に円卓会議要項の改正案について 議論することとなった。

共同行動に関するアンケート調査の結果について

委員長より、実施したアンケートの結果について、昨年同様、この取組をきっかけとして保護者や子供たちの意識に変化が見られたというプラスのコメントが多くあったことが報告された。
また、秋にも同様の行動をすることについて、7割以上の賛同が得られたことも報告された。

関連して、共同行動の取組を広く知ってもらうため、温暖化防止県民会議が募集しているEco1グランプリに応募してはどうか、との提案があり、詳細を調べた上で、積極的に応募することになった。

来年度の共同行動について

委員長から、マスコミ対策も考慮して、共同行動の名称を「読書を増やし、CO2を削減する共同行動」と変更すること、春と秋の2回取り組むことについて提案があり、審議の結果、名称については、取組の内容がはっきりわかることを重視して、「テレビ・ゲーム・パソコンを消して読書する共同行動」を継続して使っていくこと、合わせて来年度は当初から春、秋の2回を提起することが了承された。

第5回教育サミットについて

委員長より、来年1月8日(土)の午後に、岩手大学を会場に開催することが提案され、審議の結果、了承された。
また、内容については、要項の改正や来年度の活動計画などの総会の時間と、第4回に引き続いて「小中高の接続」をテーマにパネルディスカッションを行うことにして、話題提供として、葛巻町の町を挙げての環境の取組と小中高での環境教育の連携についてお願いする方向で内容を詰めていくこととなった。
具体化した案は、次回の幹事会で審議することとなった。

その他

昨年と同様に、共同行動のまとめを簡単な冊子とすることについて資料に基づいて報告があった。

次回は、10月19日(火)16:30から開催することとした。

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