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A Round Table on Education for Sustainable Development by All Education Institutions in Iwate


第18回 幹事会(抄録)

日時:平成22年7月20日(火)午後4時30分〜6時00分
場所:岩手大学学生センター棟会議室

第4回教育サミットについて

委員長より、第4回教育サミットのアンケート結果から、内容的には評価する意見が多い一方で、参加者が少なかったことを残念とする意見が多かったことの報告があった。
その後、サミットについて感想・意見等を出し合った。

○内容は、時期を得ており、興味深いものだった。
○議論をかみ合わせるのが難しかった。
○初めてのことなので、幼小中の違いがわかったことはよかった。
○1年でもっとも行事が集中する時期で、参加者が少なくなった。
○年配の人が多く、若い人の参加が少なかった。学生が1人いたのが救いだった。
○接続のテーマとしてESDをもう少し正面から扱ってもよかった、という意見もあった。

その後、若い教員の参加が少なかった理由について意見交換を行った。
○若い教員はゆとりがなく、土日は休まないと続かない現状がある。
○研修は、与えられるものと考えていて、興味あることに自ら意欲をもって参加する若手が減った。
○以前に比べ行政が与える研修が増え、研修に少し疲れている。

以上をふまえて、続けていくことの重要性を確認した上で、開催時期や開催方法は、より柔軟に見直していくこととした。

共同行動2010について

委員長より、最新の集計結果と実施したアンケートについて紹介がされた後、秋にも同様な共同行動を行うかどうかについて意見交換を行った。
その結果、アンケートの結果がまとまったところで、盛岡市教育委員会の秋の取組にあわせて検討することとなった。

次のサミット及び共同行動について

委員長から、次のサミットについて、郡部の人口減少が深刻であり、高・大の接続の前に、「小・中・高」の接続をテーマとしたい旨の提案があり、おおむね下記のような意見交換を行った。

中学の学力問題の背景には、浦野先生が指摘した家庭での学習習慣が崩れている地域もあり、特に勉強する目的意識をもてない子供がいることに真剣に立ち向かう必要がある。

高卒で就職する生徒の中に四則計算もできないものもいて、大学進学率の向上ばかりではなく、生徒全体の「生きる力」に光を当てる必要がある。

以上の意見交換をふまえて、次回のテーマは「小・中・高の接続」とした上で、より具体的な内容については、次回以降に検討していくこととなった。

その他

委員長より、ユネスコスクール研究会について紹介があり、今後、地域単位で小・中・高の接続を進める際のシンボルとしてユネスコスクールを推奨していきたい旨の報告があった。

次回は、9月14日(火)16:30から開催することとした。

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